Source Pack
Concept
学術論文を作成する際に、参考文献から引用・出典リストを誰でも自動で簡単に作成するためのツールを開発しました。
学術系の引用や出典リストの作成には、意外と細かなルールがあり、項目の並び順がその都度変化します。そのため、論文やレポートを作成する際に、逐一調べながら出典リストを書いている学生も多いのです。
そんな手間の掛かる作業を簡略化するために製作したのが、このツールです。
ユーザーは筆者名や著書名などの項目を入力するだけで、複雑な出典リストを自動で簡単に作成できます。
このツールを制作するに際して、10を超える出典情報を比較し、その中で一番使われている、論文・レポート作成に最適なスタイルに設定しています。
System
このサービスはバニラPHPで開発されており、ログイン認証、出典データの作成削除、履歴検索ユーザースコアなどのロジック作成など、全て1からコードを書いて開発しました。
自身のPHPの勉強を兼ねて作成し、MysqlなどでDB操作などの工程も一貫して行いました。
また、国立国会図書館が提供するAPIと連携することで、本の名前を入力するだけで必要な情報を取得する機能なども実装いたしました。
Coding
基本に忠実なコーディングを行いつつ、Vue.jsを用いてUIを構築しました。
また、Firebaseを介したプッシュ通知、PWAによるサイトのアプリ化に加え、ユーザービリティ向上のため、PHPの非同期通信としてAjaxでの処理を行いました。
これらの実装によって、よりインタラクティブな作りとなりました。
各出典ジェネレーターはJavaScriptを用いてロジックが組まれており、出典を作成するための各パターンに対応しております。
Design Concept(制作済み)
デザインはFigmaを用いて制作しました。
予めパーツをコンポーネント化し、使い回せる各要素に当てはめて効率化を図りました。
また、Googleの検索窓のようにシンプルかつ機能重視なサイト設計となっており、ユーザーがストレスなく使えるように無駄な要素を削ぎ落としました。
デザインのモチーフとして「ニューモフィズム」を全体的に反映しており、より立体的で直感的な操作が可能なデザインとなる予定です。
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- Release Date
- 2023/11/11